薬剤師で服薬指導の時に、うつ病の患者さんに対して「調子はどうですか?」「つらくないですか?」と声をかけるのに気を使う。
また、服薬指導をする時に他の患者さんに気づかれないように小声で説明をしてしまう。
そんな経験のある薬剤師は決して少なくなりと思います。
確かに精神科や心療内科に通っている患者さんへの対応は気を使うものです。
しかし忘れてはいけないのが、うつ病の患者さんこそ服薬治療が重要ですので薬剤師の役割も大きいのです。
うつ病患者さんへの対応についてですが特別扱いしないことが大切。
声をかけても反応がない場合でも、患者さんは反応したくてもできないのかもしれません。
意識をするべきなのは、しっかりと正しい服用をしてもらうことです。
患者さんのわずかな反応にも気を使うようにし、適切な服用ができるように丁寧に説明するようにしましょう。
うつ病の患者さんは服薬治療を中心に治療しているので、副作用を心配したり薬の種類が多いことに困惑したりいろいろな患者さんがいます。
これらの患者さんの不安などを解消できるように丁寧に薬の説明をするようにしましょう。
気を使って対応したり、小声で話されることが逆に患者さんにとってストレスになることもありますので、うつ病の患者さんであっても特別扱いはせずに、丁寧に服薬指導をするようにしましょう。
気軽に相談できる薬剤師になろう
最近は薬局やドラッグストアなどでも個人情報やプライバシーに関する配慮がされています。
ただあまりにプライバシーに対して過敏になると患者さんとのコミュニケーションも取りづらくなります。
それは薬剤師にとっても患者さんにとっても決して良いことではありません。
こちらから患者さんの個人情報を得る必要はありませんが、あくまで患者さんからは気軽に相談できるように伝えておくべきです。
「なにか困ったことがあったら相談にいらしてください」
このように「あなたを受け入れる準備はあります」ということを患者さんに伝えるだけで患者さんの気持ちはずっと楽になるはずです。
精神疾患の患者さんであっても過剰な特別扱いは必要ありませんが、気軽に相談できる薬剤師、信頼できる薬剤師であろうする努力は必要ではないでしょうか。
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