処方した薬の服用時間が「朝、夕」の患者さんから仕事で車を使用するので眠気の副作用がある薬なのであれば「夕・就寝前」に変更して欲しいと言われた。
このような服用時間の変更について相談を受けた薬剤師さんも多いと思います。
しかし患者さんの希望通りに夕、就寝前に変更をすると翌朝まで眠気の副作用が残るハングオーバーの危険があります。
服用時間の間隔を短くすればもしかすると他の副作用が出る可能性もあります。
もしこのような相談を受けた場合は、患者さんの自己判断の危険性や注意点をしっかりと丁寧に説明するようにしましょう。
自分の判断で服用方法を変えることで他の副作用があらわれる可能性もあります。
薬剤師として患者さんの安心と安全を考えて仕事への支障がどれほど出るのか詳しく相談に応じるようにしましょう。
薬剤師は患者と医師をつなぐのも仕事
もちろん服用時間の変更をどうしても希望された場合は医師への相談が欠かせません。
しかし患者さんが医師への相談があるなら結構ですと断るケースもあります。
「医師に余計な手間をかけたくない」
「以前相談した時に嫌な顔をされた」
など、医師への相談をしたくない理由はいろいろあると思います。
しかし確実に相談した方が良いのは間違いありませんから、相談を促すようにしましょう。
「相談や問い合わせをすることで先生が面倒に思ったり診察の内容が変わることはありません。より良い方法を見つけるためにも相談してみませんか。」
と患者さんも納得できるように説明しましょう。
今回のケースですと、薬を変えたり服用回数を減らすなどの対応が行われると思います。
薬剤師として医師の立場も尊重しつつ、患者さんの気持ちに寄り添うようにしましょう。
医師と患者さんをつないで、適切な薬剤治療をできるようにすることも薬剤師の大切な仕事です。
薬剤師に相談があったということは、医師よりも相談しやすかったということです。
信頼される薬剤師、頼ってもらえる薬剤師になるように努力を怠らないようにしましょう。
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